
【事業承継】後継者が借金をしてまで自社株を買い取っている——そんな実態を知っていましたか。
2026年10月04日 12:01
企業型確定拠出年金・退職金・事業承継・相続の専門家 武田綾子がお届けするコラム。
金融業界20年以上の実務経験から、経営者の「知らないと損をする」お金の話をロジカルに解説。
株式を売買で引き継ぐ後継者が多額の借入を背負う実態を指摘し、株価対策や納税猶予など負担を抑える方法をご提案します。
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事業承継の場面で、意外と知られていない現実があります。
後継者が、金融機関から借り入れをしてまで、
先代から自社株を買い取っているケースが少なくないという事実です。
こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの武田綾子です。
「継がせてもらえる」とは限らない
「継がせてもらえるのだから、株はもらえるものでは」と思われるかもしれません。
しかし、贈与ではなく売買という形で株式を移転する場合、
後継者はその代金を自己資金や借入で用意しなければなりません。
自社株の評価額が高い会社ほど、この負担は重くなります。
数千万円という金額を、後継者個人が一括で用意するのは簡単ではなく、
結果として借金を背負ってスタートを切ることになるのです。
経営を引き継ぐと同時に、多額の個人債務も引き継ぐという状態は、
後継者にとって大きな精神的負担になります。
負担を抑えるための選択肢
こうした事態を避けるためには、
次のような方法を組み合わせて検討する必要があります。
株価を引き下げる対策
贈与税の納税猶予制度の活用
分割払いでの譲渡
先代の立場からは気づきにくいことですが、
後継者がどんな資金的負担を背負うことになるのかを、
事前にシミュレーションしておくことが重要です。
後継者に無理のない形での引き継ぎ方を、一緒に考えてみませんか。
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