
【退職金】退職金制度は「福利厚生」のためだけだと思っていませんか。
2026年08月26日 14:05
企業型確定拠出年金・退職金・事業承継・相続の専門家 武田綾子がお届けするコラム。
金融業界20年以上の実務経験から、経営者の「知らないと損をする」お金の話をロジカルに解説。
福利厚生と思われがちな企業型DCが、他社と差別化しにくい中小企業にとって採用と定着を左右する戦略になり得ると解説します。
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退職金制度というと、
「福利厚生の一環」として捉えている社長が多いかもしれません。
もちろんそれは間違いではありませんが、視点を変えると、
採用戦略そのものとして機能することがあります。
こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの武田綾子です。
社員も加入できる、企業型DCという仕組み
企業型確定拠出年金は、社員も加入できる制度です。
会社が掛金を負担する場合もあれば、
社員自身が給与の一部を上乗せして積み立てる仕組みを組み合わせることもできます。
求人票や採用面接の場で「退職金制度があります」と伝えられることは、
他社との差別化につながります。
特に、同じ業種・同じ規模の会社と条件面で大きく差がつけにくい中小企業にとって、
退職金制度の有無は意外なほど大きな決め手になることがあります。
「福利厚生」から「採用戦略」への発想転換
さらに、既存の社員にとっても、長く働くほど資産が積み上がっていく仕組みは、
定着率の向上につながります。
採用にはコストと時間がかかりますが、退職金制度は一度整備すれば、
継続的に会社の魅力として機能し続けます。
「福利厚生のため」だけでなく、「採用戦略のため」という視点を持つことで、
制度への投資の意味合いが変わってきます。
自社の採用課題と退職金制度を、一緒に結びつけて考えてみませんか。
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