
【相続】資金繰りの心配と、10年後の相続の心配。両方を一度に整理する方法があります。
2026年08月26日 13:56
企業型確定拠出年金・退職金・事業承継・相続の専門家 武田綾子がお届けするコラム。
金融業界20年以上の実務経験から、経営者の「知らないと損をする」お金の話をロジカルに解説。
自社株評価の把握や退職金の計上が株価対策と資金繰り改善を同時に進める効果を持つことを示し、短期・長期課題の一括整理を提案します。
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経営者が抱える悩みは、時間軸によって大きく異なります。
こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの武田綾子です。
今月の資金繰り、来月の支払い、今期の売上目標。
目の前の課題は、常に緊急性が高く、意識の大部分を占めています。
一方で、10年後の相続や事業承継といったテーマは、重要だと分かっていても、
緊急性が低いために後回しにされがちです。
「今の資金繰りで精一杯なのに、10年後の相続なんて考える余裕はない」
そうおっしゃる社長の気持ちは、よく分かります。
しかし実は、この二つの課題は、
まったく別のものとして分断して考える必要はありません。
たとえば、自社株の評価額を把握する作業は、相続対策であると同時に、
会社の財務状況を客観的に見直すきっかけにもなります。
未払い退職金の計上や役員報酬の見直しといった対策は、株価対策になると同時に、
資金繰りやキャッシュフローの改善にもつながることがあります。
短期の資金繰りと、長期の相続対策を、同じテーブルの上で一緒に整理することで、
それぞれ別々に取り組むよりも効率よく前に進められることがあります。
今の悩みと、将来の備え、両方をまとめて整理してみませんか。
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